教育学科の学生は卒業研究と同時に、その成果を「卒業研究抄録集」を通して全員で共有します。
「卒業研究抄録集刊行にあって」
学科長 西 出 勉
この度、2021 年度教 学科卒業生による卒業研究抄録 が完成 しました。本年度は昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの感染が拡大し、最近はオミクロンによる感染が爆発的に広がる中での卒業研究のまとめとなりました。
そのような状況下ではありましたが、学生たちは4年間の学びの集大成である卒業研究をやり遂げることができました。これもひとえに学生に対して様々なご指導やご支援をいただきました教職員をはじめとする多くの皆様方のおかげであり、改めて感謝申し上げます。
4年生の皆さん、卒業研究の取り組み、大変お疲れ様でした。後学期の後半は特に遠隔授業も多く、卒業研究についてゼミ担当の教員とも十分に話し合う時もとれなかったのではないかと推察しております。しかし、限られた時間や環境下においても最後まで粘り強く取り組んだ卒業研究の思い出は、皆さん一人一人の心の中にやり遂げた達成感と満足感として満ち溢れているのではないかと考えております。見事に卒業研究を終え、その成果の一端を抄録 としてまとめることが出来ました。皆さんに心から敬意を表したいと思います。
卒業後は、社会人として新たな世界に飛び込み、進取と気概をもって仕事にチャレンジしていくものと思います。本学における4年間の学びや 貴重な経験の積み重ねを最大限に活かして、自らの人生を前向きに突き進み活躍されることをご期待申し上げます。
令和4年吉日