NPO法人「授業づくりネットワーク」は、よりよい授業をつくりあげていきたいという強い意思を持った人たちの集まりです。そのためにその成果を出版物として刊行したり、研修会を開催したりしています。
なお、ここに紹介した本「授業づくりネットワーク」の最新刊です。
今年創立30周年を迎える「授業づくりネットワークで」では、全国各地で研究会を開催しています。
対象は教師と教師を目指す学生です。今年度の予定は全国で13回。そのうちの1回は、なんと、この北翔大学で研修会を開催します。
開催日は6月10日(日)
詳細は後日、おしらせします。
左の本の執筆者で理事長の石川晋さんをはじめ、
多数の講師陣がやってきます。
教師を目指す学生のみなさんに強くお勧めします。
後日、詳細をお知らせします。
(山崎正明)
講義「保育内容(環境)」の講義での一コマを紹介します。
倉橋惣三氏の言葉と小西貴士氏の写真で構成した「小さな太陽」(フレーベル館)という本を見せました。
そのときの学生の反応に感心してしまいました。
子供の写真を見る一人一人のその眼差しが、とてもあたたかいのです。しかも全員です。一人残らず。
さすが、先生や保育士を目指す若者が集まってきた大学だと思いました。
よい教育をするために、たくさん学び、力をつけなくてはなりません。しかし、その根っこに子供へのあたたかな眼差しをもっているとうことは とてもとても大切なことだと思います。
北翔大学の学生を誇りに思える一場面でした。
(山崎正明)
現在、北翔大学学内の同窓会「淑萃会(しゅくすいかい)」の前に「パイセンめし」ののぼりが掲げられました。
「パイセン飯」は北翔大学の同窓会の皆さまがセンパイとして現役学生の健康、体力向上を願って朝食をサポートするというものです。設定日の朝食が、100円で提供されます。(100食限定)
実施日は
5月9日、10日、11日
6月25日、26日、27日
および
7月、11月、12月、1月の各3日間
教育学科の宿泊研修ですが、今年は1年生と2年生の合同の形で実施します。
そのために2年生のミーティングを実施しました。
「国語科指導法(Ⅲ)」の一コマ〜小学生用の国語辞典の研究。
複数の国語辞典を値段、語彙数、色づかい、引きやすさ等の観点から比較検討を行い
これがいい!と思う1冊を選びました。
(二宮孝行)
大学の図書館の雑誌コーナーにある月刊誌「初等教育資料」(東洋館出版)は、小学校や幼稚園の先生を目指す人のためにおすすめ一冊です。
文部科学省教育課程課と幼児教育課が刊行している教育月刊誌です。
毎月いろいろなテーマで特集が組まれています。教育の最新の動向もわかりますが、教育現場でどのような授業をしているのかも、わかりやすく紹介されています。
まだ読んだことのない人は、図書館に行ってみるとよいでしょう。
目次やタイトルを見ているだけでも、何が大切にされているのか 少し見えてきたります。
(山崎正明)
大学で学んでいくうえで、その基礎となる力をつけていくのが「基礎教育セミナー」です。北翔大学として、大事にしている科目なので、たくさんの先生の協力によって講義をつくっています。
写真は学長の講義「学長講話」です。山谷学長は、プレゼンをしながら、学生との対話を大切にして講義をすすめています。
学生が講義に望む姿勢も立派です。学生の表情から熱心に話を聴いていることがわかります。教員採用試験が北海道私学ナンバーワンですが、こうした学生の意欲があってのことです。
また、自分が大切だと思うことをノートしています。その内容も、まとめ方も、書くタイミングも一人一人違います。しかし共通しているのはやまや学長の講話から学び取ろうとする姿勢です。
北翔大学の学生はコミュニケーションの力が高く、挨拶がいいと言われていますが、実は、「聞く」力の高いといえます。
(山崎正明)
ここは野幌森林公園の周辺。この道を真っ直ぐ10分ほどあるくと、左手に北翔大学。自然豊かな環境にある大学である。
先生をめざす学生にとってこの環境は豊かな学びを提供してくれる。
幼稚園児や小学生も通園、通学の道で、きっと春の気配を感じている子もいるだろう。
朝、教室に入ってくるなり「先生、あのね、」って言いながら、見つけた春のことをうれしそうに話しかけてくるかもしれない。春の訪れの喜びを分かち合うそんな会話を通して、ますます子供は発見をする喜びを実感するかもしれない。
「先生、あのね」って言いたくなるのは、自分が話したことを先生が心から聞いてくれるから。その結果、教室にカエルの卵やら野の草などが増えるかもしれない。そこから得られる学びの価値は計り知れない。子供の発見に共感できる先生の感性を磨きたい。
先生をめざす皆さん自身が自然のよさや面白さを感じ取る感性を磨いておくと子供との関わりもよる豊かになっていくことでしょう。
下に、子供の視点を想定して、周囲を撮影してみました。
(山崎正明)
「幼稚園教育要領」の内容をくわしく解説した「幼稚園教育要領解説」が文部科学省から刊行されています。
小学校・中学校の「学習指導料要領」も、同じく刊行されています。
なお、これらは、こうした紙媒体の他、文部科学省より PDFで公開されています。(257ページ)
以下からダウンロードできます。
幼稚園教育要領解説 (文部科学省)
ボランティアサークルみつばち代表の楠野真彩です。
教育学科初等教育コース3年です!
ボランティアサークルみつばちでは、江別こどもまつりや江別4大学連携ボランティアで雪まつりボランティアを行っています。定期的な活動としては、障がい者施設でストレッチやゲームをしたりするボランティアも行っています!
子どもたちや、障がいのある人を支えたい、楽しめたいという人にオススメです!
他のサークルや部活との両立も心配なしです!
教員や社会福祉士をめざしているサークル部員が多く、学校生活についてもたくさん質問できます!
*北翔大学のサークルや部活動を応援しています。活動の紹介や報告でこのサイトを活用してください。連絡は山崎正明 yamazaki@hokusho-u.ac.jp まで。
講義「保育内容(表現)」は2年生の科目です。1回目の講義から、学生のみなさんは積極的にリズム遊びにかかわっていました。こうした積極性が北翔大学の学生のよさと言われています。
さて、伏見先生の講義では、学生が、笑顔、笑顔、笑顔で楽しくやっています。実はこの講義は確かな理論と実践の上になりたっています。
伏見先生は、若い頃、ニューヨークで最新のことを学んできており、そのことが講義の中に生かされています。大学生のみなさんも貪欲に学びながら、その中から学ぶ面白さを実感できたらいいなと思います、
講義の最後の振り返りの中で、このリズム遊びの持つ、良さや可能性について、学生のみなさんが実感を通し、その本質をとらえた発言をしていました。さすがです。
みなさんが先生になったとき、この講義で学んだことを、幼稚園や保育園、あるいは小学校(特に低学年)で、実施されるならば、音楽を通して、温かなクラスができていくにちがいありまあせん。
(山崎正明)
今、大学時代の伏見先生の同期の高倉弘光先生は筑波大学附属小学校の音楽の先生と活躍されています。伏見先生の
講義を受けた学生の皆さんであれば、本質的な部分で共通点を見つけることでしょう。
「今週月曜日から1年生の授業が始まりました」
本日、「保育原理」の初回の授業でした。「保育原理」の科目では何を学ぶのか確認した後、幼稚園の先生と5歳児になったつもりで、「やおやのお店」の歌遊びに取り組みました。
子ども役を体験して子どもの気持ちを理解したり、先生役をやってみて保育者の役割を意識したりすることにつながりました。
文責 工藤 ゆかり
幼児教育は「遊びを通して学ぶ」と言われています。
このことについては、大学の講義でも学びますし、幼稚園教育要領にも示されています。
「遊びを通して学ぶ」ということについて非常にわかりやすく紹介してくれているサイトがあります。強く、おすすめします。
(山崎正明)
3年生になると専門演習という保育者としての専門性を高める科目があります。
工藤ゼミでは、本日第1回目の専門演習でどのようなことに取り組みたいか話し合いました。
「大型絵本を作りたい」「エプロンシアターを作りたい」「園外保育の演習をしたい」「秋には焼き芋をやりたい」
「雪遊びの体験をしたい」など、たくさんのやってみたいことが出されました。
お昼には4年生も参加し、みんなで会食しながら4年生にアドバイスをもらい、今年1年間の計画を立てました。
文責 工藤ゆかり
教育学科では3年生から専門演習(ゼミ活動)がはじまります。ゼミの活動を通して専門性を高めていきます。
写真は、卒業研究のゼミ活動が始まり、文献研究や、教材など意見交換をしている澤田ゼミの様子です。
幼児教育コース1年「音楽実習Ⅰ」の初めての講義でした。前期は、鍵盤楽器の基礎を学びます。
音楽実習Ⅰ担当 澤田
3月、幼児教育コースの3年生は施設実習がありました。
障害者支援施設「ハローENJOY」の「夢模様」で施設実習中の学生と利用者さんを紹介します。いつも実習生を温かくご指導いただいている施設なのですが、施設職員としての仕事の魅力を実感し、視野を広げることのできた10日間だったようです。以下は実習生のコメントです。
〈クッキーの生地を切る作業やクッキーの袋詰めや値札貼りをしました。食品を扱う場所なので徹底して衛生管理をしている事を学びました。初めはどう接していいか戸惑うこともありましたが一緒に作業をこなすにつれ会話も生まれ、利用者さんと仲良くなることができ毎日が楽しいです。〉
(伏見千悦子)
*利用者さんの掲載許可をいただいています。
幼児教育コースの「幼稚園教育実習」は3年生の8月からはじまります。2年生の「教育実習事前指導」「導入実習」を経て、3年生前期の「幼稚園教育研究1」を中心に準備をすすめていきます。
実は、この春休みに教育実習に行く学生は、実習を引き受けてくださる幼稚園に挨拶に伺わせていただいています。
その中で、教育実習の準備として幼稚園の見学やボランティアをさせていただいています。
2年生の福舛さんは、春休み中たくさん見学をさせていただけたそうです。彼女は、これまでの講義で学んだことを発展させ、自主的に左のような記録をとったそうです。
その熱意や意欲が素晴らしいので、このサイトにも紹介させていただきました。
高校生や下級生のみなさんに、こんな大学生の姿をしってほしいという思いでこの記事を書いています。
気のついたことをノートにぎっしり書いています。ただ見学するのではなく、こうして記録にしてくることで新たな発見もあったそうです。こうした体験をしたうえで「幼稚園教育要領の解説」を読むと、理解が一層深まるでしょう。
なお、福舛さんの書いた一文をを紹介します。「大雪でも雨でも元気いっぱい自然と関わる子どもの様子や、様々な材料から考えを凝らして、何かを作ろうとしている子どもの姿を、目の前で見ることが出来てとても勉強になりました。」
子供を見る視点が素晴らしいです。
(山崎正明)
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北翔大学教育学科の前年度の就職率は100%です。さらに 教員採用試験では北海道の私立大学でナンバーワンです!
採用試験対策はなどは学科を越えて北翔大学全体で強力にバックアップしてくのはもちろんですが、それだけではなく、様々な進路に対応できるようキャリア支援センターがあります。このようにして、学生のみなさんのきめ細かなニーズに応えています。
新入生のみなさん、キャリア支援センターにもぜひ足を運んでみてください。
4月14日(土)は学生自治会主催の「新入生歓迎会」があります。いろいろな人との出会いが、自分の世界を広げ、深めてくれるでしょう。
昨年の様子は以下から御覧ください。
5日、幼児教育コースの2年生は1年生の時間割づくりのサポートをしたわけですが、実は5日は交通障害の関係で、2年生全員がそろったわけではありませんでした。しかし6日に、5日に来れなかった2年生が来てくれました。写真は1年生が2年生に大学生活などの質問をしている様子です。
さて、わざわざこの時間に来てくれた2年生の姿を見て「みんなでコースをつくる」そんな意識を感じました。素晴らしいです。
(山崎正明)
部活動やサークルの宣伝などでこのサイトを活用したい人は 山崎正明に連絡ください。
教育学科音楽コース3年の石川慎也さんが、3月11日に開催された北海道打楽器協会主催の新人オーディションに於いて最優秀新人賞を受賞しました。
この後、4月1日に埼玉県和光市文化センターでの全日本打楽器連盟主催の「ルディメンツJAPANフレッシュコンサート」で演奏し、さらに、5月20日の「北海道打楽器フェステバル2018」に推薦されます。おめでとうございます!
鈴木しおり
当方のゼミでは、月毎に様々な学外での体験活動を企画しています。多様な体験を通して実践力や企画力、指導力などを培ってほしいと願っています。
今回は3年生が「冬の遊び体験活動」を目的に新篠津村に出かけました。
はじめに、ワカサギ釣りに挑戦。4名ずつ小屋に分かれて…餌をつけ、釣り糸を垂らして、3時間が瞬く間に過ぎ…、ウグイも釣れました⁈戦果は…調理していただき、昼食の箸休め?となりました。
続いて、ジップライン、バナナボート、バギーに挑戦。吹きすさぶ風を物ともせず、活き活きと楽しむ彼らはまさに「風の子」…。凍えそうになりながら、弾ける笑顔を見守るひと時でした。最後に併設のタップの湯でしっかり温まり、帰路につきました。
北国に適した児童の遊びは限られますが、次回は雪山を活用した体験活動を企画したいとのことです…どのような企画が生まれるか楽しみにしているところです。これからも学びにつながる様々な体験活動を模索したいと考えています。
文責:小杉直美
今年度最後のゼミ研修に、3、4年生合同で、近隣の都市の歴史と文化に触れる学外研修に出かけました。目的地は小樽です。小樽駅に15名集合! 早速、小樽駅隣接の三角市場を探検しました。
続いて、小樽市立総合博物館本館に向かいました。小樽駅から手宮口まで30分は歩いたでしょうか・・・。北海道初の鉄道である手宮線、小樽や北海道の開拓に大きく関わった鉄道路線のジオラマや鉄道展示品を通して改めて北海道の交通史を知り、小樽の繁栄をうかがい知ることができました。
次は、歩いて20分程のところにある小樽市立総合博物館運河館へ。小樽市の歴史と自然環境がテーマですが、建物は明治26年に建てられた「旧小樽倉庫」で、北海道では珍しい瓦製のシャチホコ屋根が特徴的でした。軟石を張り巡らせた「木骨石造」と呼ばれる、小樽の倉庫建築独特の様式で歴史的価値の高い建物でした。中庭には雪山があり、そり遊びで、束の間、童心に帰る学生たちの笑い声が響きました。
その後はしばし小樽運河を散策、記念撮影に勤しみました。平日でしたがアジア系の観光客であふれていました。
そして、小樽キャンドル工房にて、キャンドル手作り体験。思い思いの色遣いで仕上げました。完成を楽しみにしながら、北一ヴェネツィア美術館まで足を伸ばしました。
予定していた見学箇所の全ては回りきれませんでしたが、商都として栄えた小樽の歴史と文化に思いをめぐらせた一日でした。未知の町を探検する楽しさを、企画引率する機会に活かしてくれることを願っています。研修後、日暮れとともに4年生を送り出す会が3年生の企画で催され、小樽の楽しい夜は更けていきました。
文責:小杉直美
佐々木ゼミでは、学外活動として恒例の裁判傍聴・模擬裁判、道議会傍聴、旧道庁赤レンガ博物館見学を2月下旬に実施しました。
1. 裁判傍聴
内容はその時によって異なりますが、実際の刑事裁判を傍聴します。今回も、皆、多少緊張した面持ちで傍聴をしておりました。
2. 模擬裁判
実際の法廷を使用し、学生が裁判官、検察官、弁護士、被告、証人となって行うロールプレイングで、所定の位置についてそれぞれの役のセリフを言います。どの役の学生も真剣に臨んでおりました。法廷内の写真を載せることができませんので、紹介できないのが残念です。
活動の最後に裁判所の方にお礼を述べた学生が次のように言っていました。
「生徒指導のゼミで学んでいるため、将来自分が関わる児童を被告席に立たせたくないという気持ちで、教員になっても頑張ります。」
このことこそ、毎年裁判の傍聴を学外活動としている大きなねらいです。
この他にも道議会傍聴、赤レンガ博物館見学をして一日の予定が終了です。朝から夕方までびっしりでしたので、少し疲労もありましたが、小学校教員を目指す学生にとって意義のある体験でした。夕方からは、皆でわいわい食べたり飲んだり交流を深める時間になりました。
佐々木ゼミでは、学内の勉強だけではなく外に出て実体験することを今後も大切にしていきます。
(文責:佐々木 邦子)
北海道道民生活課青少年グループ主催により、教育学科の学生約20名が、本学を会場にグループワークをしました。テーマは、「SNSの利用に起因したトラブル・被害の防止について」です。昨今、SNSによる未成年者の被害が急増している状況に鑑み、若者の視点でトラブルや被害を防ぐ手立てについて話し合うことが目的です。
このユースミーティング参加したのは、「生徒指導論」を履修している初等教育コース、養護教諭コースの2年生です。小学校教諭・養護教諭希望学生が、各々の教職種別でどのような指導をするのが児童生徒を危険から回避させることになるのか話し合いました。その後話し合った内容をグループごとに発表しました。
はじめに警察の方から、SNSに対する注意喚起をパワーポイントでお示しいただき、それを受けて話し合いに入りました。特定のテーマについて、一貫性をもってつきつめて思考をし、そこから自分たちの考えを導き出すのはそれほど簡単なことではありません。それだけに参加学生にとっては、とてもよい体験になったのです。
(文責:佐々木 邦子)
現在幼児教育コースの2年次のみなさんは、今年8月からの教育実習先も決まり、園にご挨拶に伺っているところです。さて、先日、ある学生に教育実習に向けてどのような準備をしているか聞いてみたところ、見せてくれたのが、このノートです。
まだ見ぬ子ども達のために、いまできることを精一杯やっています。素晴らしいです。
音楽コース3年生の川上伸一くんは、昨年の12月に東京かつしかシンフォニーホールで開催された「第27回 日本クラシック音楽コンクール」に於いて、声楽部門大学男子の部で1位無しの2位に輝きました。
当日はドニゼッテイ作曲「レオノーラよ、おいで」を独唱し、審査員から高い評価を得るなど優秀な成績を修めました。
鈴木しおり
教育学科音楽コースの第1期生による「第1回卒業演奏会」を、2月11日(日)14時30分より、北方圏学術情報センターポルトホール(札幌市中央区南1条西22丁目1−1、東西線「西18丁目駅」1番出口から徒歩7分)で開催いたします。ピアノ、管楽器による独奏を卒業生全員が、4年間の学びの成果として披露いたします。入場無料ですので、是非、お聴きください。
毎年恒例の3・4年合同のゼミ研修を、2017年12月に実施しました。
今年は稚内市立声問小学校を中心として、稚内市教育委員会、稚内北星学園大学の訪問が目的です。
声問小学校では、児童の皆さんと体育館で対面をしたのですが、自己紹介で学生が代わる都度、児童の皆さんは元気よく挨拶を返してくれ、とても清々しい印象です。その後、1・2年、3・4年、5・6年の複式授業を参観いたしました。児童の皆さんがしっかり勉強に取り組んでいたことと担任の先生の授業展開のすばらしさに圧倒された次第です。昼休みには給食や清掃を共にし、体育館で鬼ごっこをして汗を流したのも子供が好きなゼミ生にとって嬉しいひとときでした。
また、校長先生と教頭先生からご講話を賜り、担任の先生たちからは複式授業のことや教員としてのお考えなどを伺って、教職を目指すゼミ学生は大きな刺激を受けました。
声問小学校の校長先生をはじめ、先生方、児童の皆さんには、有意義で楽しい時間を過ごさせていただきましたこと感謝いたしております。
稚内市教育委員会の訪問では、教育長様から稚内市の教育についてお話を伺いました。学校と地域のつながりをとても大切にされている点が強く心に残っております。
稚内北星学園大学の訪問では、数学教育のご専門である澁谷久教授の特別講義を受講いたしました。児童を授業に引きつけるための方法をいくつか体験させていただきましたが
ビリヤードの道具である“キュー(cue)”に因み、授業時の導入方法を“キュー”と呼ぶのは、澁谷教授の豊かな発想の表れであるように感じました。
ノシャップ岬、寒流水族館、防波堤ドームなど稚内市の特徴的な場所を訪問したことも、北海道の一つを知るよい学習になりました。これらの体験は、学生が将来小学校教員になったときの“ひきだし”の多さにつながることでしょう。
ご親切にご対応くださった稚内市の皆様に心より感謝を申しあげます。
(文責:佐々木 邦子)
2月2日に、北海道北見市の北見市民会館小ホールで、オホーツク管内高等学校音楽教育研究会主催の「第40回 研究演奏会」が開催されました。
演奏した北翔大学音楽コースの卒業生”北翔チーム”の皆さんです。オホーツク管内の4つの高校それぞれに音楽教師として赴任し、現地で指導に演奏に、活躍されています。
東洋経済新報社の「東洋経済 オンライン」で、「教員就職者が多い大学トップ200ランキング」が発表されました。
発表されたランキングの道内のベスト3を拾ってみました。
北海道1位は、北海道教育大学(全国3位。札幌・旭川・岩見沢・釧路・函館の5校あわせて)
北海道2位は 北翔大学(全国80位)です。ちなみに北海道3位は 北海道大学(全国157位)です。
北翔大学は私立大学では全道ナンバーワンです。今、北翔大学教育学科の学生の意識はどんどん高まってきています。2月には「教員採用試験対策講座」が開催されます。
来る1月13日(土)15:00から、北方圏学術情報センター・ポルトホール(札幌市中央区南1条西22丁目1-1、地下鉄東西線「西18丁目」駅1番出口から徒歩5分)にて北翔大学ピアノスタジオ企画による《第12回新春コンサート2016》を開催いたします。
北翔大学の学生・教員が、地域の皆さまと音楽を通して新年の慶びを共に祝うコンサートも、このたび12年目を迎えることができました。今回も、クラシックやポピュラー・ジャズなどジャンルを問わない音楽を、親しみをもってお聴きいただけるプログラムです。
毎回、非常勤であるピアニストの新堀聡子先生、ジャズピアにストの南山雅樹先生、サクソフォーンの永留淳也先生も素敵な演奏を披露してくださいます。
入場無料ですので、どうぞお誘い合わせの上、お気軽にお越しください。
※ 「北翔大学ピアノスタジオ」:北翔大学ピアノサークル“Clavier”とその顧問である鈴木しおり教授の「ピアノ・声楽(教育学科音楽コース)」ゼミのメンバーの総称です。