4年生の卒業研究

「あなたは大学で何を学びましたか?」と問われたときに、その真っ先に来るもののひとつに「卒業研究」があります。いま4年生は様々な形で卒業研究に取り組んでいます。

 例えば幼児教育コースの造形教育系のゼミではそれぞれが独自の研究に取り組みながら連携し合いながら研究をすすめています。

そのために、実際に教育現場(第2大麻こども園にはたいへん感謝しています。)に出向きながら研究をすすめています。

 

(山崎正明)

 

*本サイトでの写真掲載については第2大麻幼稚園から掲載許可を得ています。

「どんな家に住みたい?」と問いかけたら(絵本の読みきかせや子どもとの対話などを通して)、思いがぎっしりつまった絵を見せてくれた。

 こうして、子どもが一生懸命教えてくれるのは、先生(学生)が一生懸命聴くから。

 前回は、一人ひとり順番に話を聞いたが、今回は 何人かいる中で聞くことにしました。

 友達も仲間の描いたものに興味を持ちだした。

 年長さんはお面をつくった。つくる活動が終わって、ホールに移動した子どもたちは、お面をつけたまま、動物になりきって遊んでいた。

「ガオー、ガオー」という声が響く。

 活動を誘う場面では、反省もあるが、それでも子どもたちの遊びが、こうして発展している姿は、当初大切に考えていたことだけにうれしいことだ。

 

 年少さんは「のりではる」活動を主とした。

 ゼミの研究でつかっている美育文化「ポケット」の実践研究事例を参考に研究をすすめている。

 こうした方法は全国の先生方から実際に学んでいるようなものだ。