教育学科幼児教育コースの山崎ゼミでは北翔大学の地域連携事業として江別市で開催された「ものづくりフェスタ」でブースを出しました。幼児〜小学生を対象として「自分だけのミニ照明をつくろう」というものです。
3交代で実施ましたが、親子あわせて150人以上が参加してくれました。ありがたいことです。
参加した子供たちが「ありがとうございます」「とても楽しかったです」と言ってくれたのは何よりです。
運営に参加した大学生も年齢別で開催したため、発達の違いに合わせて、声をかけたり、材料を準備していました。
このように、教育に携わる仕事を目指す学生にとって「地域連携事業」は学生にとっても大きな学びの場にもなっています。ただいま、初等教育コースの三浦ゼミでは地域連携でもある「おもしろ算数教室」の準備中です。
(子供の顔写真が掲載されていますが、 WEBサイトでの公開については了解を得ています)
(ミニ照明づくりの意図)
こうした工作系のワークショップでは、ややもすると参加者に満足をしてもらおうと、ていねいな説明のもとしっかりとしたものができるようにすることが多いです。しかし、今回は、材料から、様々なことを発想することそのものに重点をおいています。ですから、ここでのポイントは、一つではなく、いろいろつくってみるということを推奨しました。ですから、短時間で2つ、3つ、中には5つ、つくった子もいました。つまり、自分で思い巡らし、もっといいものをつくってみようと工夫することここそ大事にしました。これが創造の楽しみです。ですから、家に帰ってからもいろいろと工夫してつくってみることを願いなら実施しました。なお、ポイントがいくつかあります。それは年齢に応じた材料や道具の提案です。それから思いが膨らむような材料の提案。そして暗いところで光るというものが持っている LEDライトの魅力です。紙コップはきっかけです。なお、今回はゼミ学生の考えて持ってきたコーヒーのフィルターが、幼稚園児には紙コップよりもよかったです。
(山崎正明)